PBS06_EC

 
 

場面概略:

セクリタの増援が聖堂に迫る中、チェチェの未来を、ジンロウに託すキャメル。

しかしその思いは彼に届かず、何者も信じぬ青年の凶刃が、キャメルの胸を貫く。


登場舞台: フランチェスカ聖堂

登場人物: ジンロウキャメロット

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テユベスクの歌・PBS06資料

□台本

◯聖フランチェスコ教会内(朝・晴)

キャメロットの提案に、驚くジンロウ。

一瞬油断した彼女の背後から、絶命の一撃を加える。



ジンロウ「ロートカッペンを・・・?」



キャメル「ええ」

キャメル「彼女を、ユーグレ」

キャメル「ヨーロッパ・グレートブリテン連合へ」



ジンロウ「分かりました・・・とはいえしかし意外です」

ジンロウ「僕はてっきり、ブランチェットも刺客とばかり」



キャメル「そう、思ってね」

キャメル「さっきイェフレイトルに聞いたわ」

キャメル「彼女はまだ、動いていないみたい」


キャメル「多分、指揮をとる大佐の事だから」

キャメル「最も残虐な終幕を、画策しているに違いないわ」


キャメル「わたし」

キャメル「彼女には、もうこんな事へ関わって欲しく無い」



キャメル「・・・」

キャメル「・・・くすっ」

キャメル「話しすぎたわ・・・行きましょう」

キャメル「じきに増援がやって来る」



ジンロウ「・・・そうですね」



キャメル「あの子を台無しにしたら、いい?」

キャメル「私が貴方を、一生涯賭し許しはしないわ」



ジンロウ「ええ・・・」

ジンロウ「ブランチェットの事、僕に任せて下さい」




ジンロウ、背後からナイフを抜き出し醜悪に笑む。




キャメル「な・・・ジェレミル=ドネロゥ?」



ジンロウ「トラヴィアータ『道誤りし』椿の姫」

ジンロウ「貴重な情報を・・・本当に有り難う」



キャメル「ん・・・あがッ!」

キャメル「あ・・・んた・・・はァッ!」



ジンロウ「春を売る君、血に塗れた残り香さえかぐわしい」

ジンロウ「さようなら、アルフォンシーヌ=キャメロット」



キャメル「チェ・・・チェ・・・(事切れる)」



ジンロウ「コソボ紛争」

ジンロウ「妹さんと、重ねてたんでしょう?」

ジンロウ「可哀想に、その拘泥が仇となった」


ジンロウ「でも大丈夫」

ジンロウ「遺言は・・・ちゃんと守ります」


ジンロウ「彼女への執着は、貴女だけでは無いのですよ」